カムカムエブリバディで花を買うロバートを見る安子の表情の意味は?

 

 

ラジオ英語講座を題材に、大正から昭和・平成・令和へと三世代の女性たちの生きざまを描いた異例の設定が話題となり、「カムカムエヴリバディ」は高視聴率で放送を続けています。

 

上白石萌音さん・深津絵里さん・川栄李奈さんという今を時めく3人の女優さんたちが、それぞれのヒロインを演じていることもあるのでしょう。

 

まずは大正篇のヒロインとなったのが上白石萌音さん演じる安子です。

 

商店街の御菓子司の看板娘だったごく普通の女の子が、次第に英語に惹かれていき「基礎英語講座」で勉強を続けるていきます。

 

そんな彼女が生の英語と触れることとなる転機が、ロバートさんとの出会いでした。

 

彼に連れられて進駐軍のクリスマスパーティーに参加したり、英語教室立ち上げの手伝いをしたりとその後も安子はさまざまな経験をすることとなります。

 

爽やかで優しくてといった描かれ方をしているロバートさんですから、安子が恋しても不思議ではありません。

 

最後に花を選ぶロバートさんを見ている安子の表情からもそれがうかがわれるような、でもこれは恋模様を複雑に描くことで話を面白くしてやろうという脚本家さんの演出なのではないでしょうか。

 

わずか1ヶ月ほどしか結婚生活を送れませんでしたが、稔は初恋の相手です。

 

安子は稔のこと、決して忘れてはいないはずです。

 

娘のるいの存在もまた、彼をいつでも思い出させてくれることでしょう。

 

寂しければ身近にいる優しくしてくれる男性に簡単になびいてしまう、そんな女性ばかりではないんですよ。

 

その表情に「もしかして」と思ってしまっている段階で、すでに演出家の罠にかかっているようで悔しいです。

 

でも、そういう部分を含めて「カムカムエヴリバディ」は面白いということです。

 

今度は深津絵里さん演じるるいの髪型に、傷が治ったのだろうかまだなのかと視聴者たちはドキドキしっぱなしです。

 

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